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リウマチ 膠原病

膠原病およびリウマチ性疾患全般の診断と治療を行います。関節リウマチをはじめとする膠原病は多臓器に病気がおよぶため、内科専門医として全身を診るとともに、免疫―神経―内分泌系が密接に関連した疾患であることを念頭に、患者個々に応じての全人的な診療を目指しています。

学会施設認定

  • 日本リウマチ学会教育施設

医師のご紹介

黒木 康雄

内科部長 兼 西3階病棟部長
黒木 康雄

リウマチ・膠原病は、ある程度長期戦になる病気です。それを覚悟して主治医ときちんと信頼関係を持って、二人三脚で治療することが大切だと考えます。すごく大きな川を渡るときに、一人では大変ですが、主治医が船頭になって、対岸を目指してゆっくりゆっくり船をこいでいく、そんな関係でありたいと思います。

取り扱っている主な疾患

関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE)、皮膚筋炎/多発性筋炎、混合性結合織病、、強皮症、シェーグレン症候群、ベーチェット病、サルコイドーシス、成人スティル病、リウマチ性多発筋痛症、全身性血管炎症候群、抗リン脂質抗体症候群、血球貪食症候群

検査・治療の特徴

  • 関節リウマチは診断早期より抗リウマチ薬を開始します。MTX製剤の使用が多いですが、副作用に十分注意し、定期的な受診と血液検査やレントゲン写真での評価をしていきます。
  • 活動性が高くMTX製剤の効果が不十分な症例には生物学的製剤(抗TNFα製剤)の併用を検討します。また、関節機能障害の著しい症例は整形外科と連携して手術やリハビリ療法を積極的に行っています。
  • 生物学製剤は、活動性の高い約1割の症例で使用しています。初回投与は安全のために入院での導入を基本としますが、合併症や副作用の無い場合には通院化学療法センターで投与を継続していきます。
  • ステロイド剤は必要に応じて少量を使用します。時間薬理学を考慮し極少量(2~4mg)のプレドニゾロンを睡眠前に投与することで朝の症状改善の効果をあげています。
  • 睡眠前の極少量プレドニゾロン投与は、視床下部-下垂体-副腎系の抑制をきたすことなく、炎症性サイトカインを抑制するとともに精神的にも良い影響があることを確認し、研究を進めています。また、笑いによる治癒力の誘導を心がけています。
  • 全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎/多発性筋炎、混合性結合織病等の膠原病および全身性血管炎症候群はステロイド治療が基本ですが、症例によりステロイドパルス療法や免疫抑制剤を併用します。そして治療に伴う易感染性、消化性潰瘍、糖尿病や骨粗鬆症への十分な対策を講じていきます。

症例数・手術実績

関節リウマチ(RA) 約250名/年
全身性エリテマトーデス(SLE)、皮膚筋炎/多発性筋炎(PM/DM)
混合性結合織病(MCTD)、強皮症(PSS)、シェーグレン症候群などの膠原病
約70名/年
ベーチェット病、血管炎などの膠原病類縁疾患 約30名/年