中央放射線部|骨塩定量装置DEXA法の紹介

骨塩定量装置DEXA法

腰椎または近位大腿骨に二種類のエネルギーのX線を照射し、X線の骨による吸収の差を利用し骨塩量を測定します。 (DEXA=Dual Energy X-ray Absorptiometry)
この検査は骨粗鬆症の程度を把握したり、治療の効果判定に用いられます。
骨にはタンパク質やリンなどとともに、多くのカルシウムが含まれています。しかし、骨に含まれるカルシウムの量は若年期をピークに年齢とともに減っていきます。そして、カルシウムの量が減少すると骨の構造が非常にもろい状態に変化し、骨折しやすくなります。これが骨粗鬆症です。
その原因には、老化によるものの他、閉経後の女性ホルモンの減少、栄養不足、喫煙、飲酒等があります。その中でも特に近年では、食生活の変化や無理なダイエットなどによる若年者の骨量の減少が問題となっています。

装置
HOLOGIC製 QDR-4500 (撮影室3)

【腰椎】
腰椎の骨密度が低いと圧迫骨折を起こしやすく、腰曲がりの原因になります。 なお、日本では腰椎正面で測定した骨密度により、骨粗鬆症を診断します。(診断基準)

【大腿骨頸部】
股関節のそばにある大腿骨頸部の骨折は、骨折により寝たきりの原因になりやすい部位です。 特に転倒した時に骨折することが多いので注意が必要です。