糖尿病診療は、外来診療と教育入院および糖尿病教室を有機的に連携し、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・コメディカルからなる医療チームで、患者さんの心を理解し行動変容を促し糖尿病を克服して行くことを目指しています。
糖尿病診療には患者様を中心としたチーム医療が大切だと考えています。「心の理解から行動変容へ」をテーマに掲げて、看護師・管理栄養士・薬剤師・理学療法士・検査技師が一団となって、患者様のエンパワーメントを目指した療養指導に取り組んでいます。
患者さんに糖尿病療養手帳を配布し、毎月の血糖値の評価に加えて、年間スケジュールを決めて療養指導と合併症の評価をしていきます。また、出来るだけ糖尿病教室にも参加してもらって、患者同士のコミュニケーションを大切にしてもらいます。
レントゲン撮影に加えてQDR4500による骨密度測定、および骨代謝マーカーを加えて総合的に骨の状態を評価し、食事・運動指導、必要に応じて薬物治療をしていきます。
患者および一般の方も対象に毎月実施しています。毎回のテーマを決め医師・看護師・管理栄養士・コメディカルからなる医療チームで担当し、管理栄養士による簡単な料理の実践や看護師によるフットケアの実際など、親しみやすい参加型の教室を心がけています。
毎月第4金曜日午後3時より開催します。
医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、理学療法士よりなる教育チームにより、毎回テーマを設定して、教室を開催します。
糖尿病教室スケジュール
14日間のクリニカルパスを使用しています。「心の理解から行動変容を」をテーマに、糖尿病コントロール、合併症の評価はもとより、患者さま自身の生活行動が改善していくことを目標にしています。入院時に生活行動の状況と糖尿病への負担感情を調査し、心理・性格テストでの評価を加えて、担当看護師が日常生活の問題点を患者と一緒に振り返り、退院前日には今後の生活改善目標を患者自身で記してもらうなど、患者のエンパワーメントを誘導するプログラムを目指しています。
時間的余裕のない方を対象に週末を利用した金曜日入院の5日間の短期教育入院も実施しています。さらに、糖尿病の評価と薬剤調整目的での48時間パスも導入し、確かな治療方針の決定に役立てています。
関節リウマチをはじめとする膠原病は多臓器に病気がおよぶため、内科専門医として全身を診るとともに、免疫―神経―内分泌系が密接に関連した疾患であることを念頭に、患者様個々に応じての全人的な診療を目指しています。
関節リウマチ(RA) | 約250名/年 |
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全身性エリテマトーデス(SLE) 皮膚筋炎/多発性筋炎(PM/DM) 混合性結合織病(MCTD) 強皮症(PSS) シェーグレン症候群などの膠原病 |
約70名/年 |
ベーチェット病、血管炎などの膠原病類縁疾患 | 約30名/年 |
現在、予定されている休診はありません。
急遽、担当医が変わる場合がございますのでご了承ください。