訪問看護ステーションとの連携体制やご家族のご意向等により、ご提供する医療資質も変化して参ります。
詳細な医療体制の在り方につきましては、ご相談下さいませ。
在宅医療は、病気の治療よりも、在宅での療養環境の整備を最優先するべきだと当院は考えております。患者様が安心して住み慣れた環境で療養できなければ、治療の効果は期待できません。当院では、ご家族や介護者・訪問看護・訪問介護など在宅での療養に関わる全ての方々と顔の見える環境を大切にし、積極的にコミュニケーションを図ることで、より良い在宅での療養環境の整備に励みます。
在宅医療を受けている患者様やご家族が安心して在宅での療養を続けるためには緊急時の入院や当院では対応困難な検査を受け入れてくれる病院の協力が必要不可欠です。
当院では、主に神戸百年記念病院との連携を中心に、患者様のご希望に応じて各病院と連携し、患者様のバックアップ体制を確保するように努めて参ります。
今まで経験した全身管理の知識を
今後の在宅医療に活かしてサポートします。
私はこれまで、下肢の血管を専門とする心臓血管外科医として日々の診療に携わってきました。患者さまは、血管の病気以外の病気をいくつも抱えていることが多く、血管や血流のバランスが悪くなって症状が出た結果として、血管外科を受信されています。このような患者さまにおいては、血管の病気だけでなく、実際には他の病気も診療し、全身管理を行っていく必要があります。在宅で療養する患者さまはいろいろな病気を抱えていることが多く、全身を「診る」ことが重要になってきます。
私は急性期医療を長年経験し、「全身管理」を行ってきた経験を、今度は在宅診療で活かしていきたいと考えています。複数の病気を抱えていても、病気とうまくつきあっていくことができれば、悪化させることなく、自宅で日常生活を送ることができるようになります。そうした患者さまの思いに寄り添い、しっかりサポートしていくのが当クリニックの役割であると考えています。
在宅医療(訪問医療)は、具合が悪くなったときだけ医師が診察に訪問するのではなく、お一人で通院が困難な患者さまのご自宅に、医師が定期的に訪問診療にうかがい、計画的な医療サービスを提供するものです。定期訪問に加え、緊急時に365日×24時間体制で対応、必要に応じて臨時往診や入院先の調整なども行います。
どうぞお気軽にご雑談ください。
まずはケアマネージャーや病院医療相談員にご相談ください。主治医がいない場合は当クリニックへご相談ください。
今後の診療計画について、サービス内容・訪問回数や時間などのご相談をします。(可能であれば主治医からの紹介状を頂けると計画が立てやすいです)
計画に沿って訪問診療を開始します。
阪神本線 新在家駅 徒歩3分
JR神戸線 六甲道駅 徒歩5分