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〈婦人科〉西尾元宏 医師

ドクターズ・インタビュー〈婦人科〉西尾元宏 医師

「受診のハードルを下げたい」 受診しやすい婦人科を目指して

女性にとって婦人科は「受診のハードルが高い」というのが正直な気持ちではないでしょうか。いざ婦人科を受診しようと思っても「内診が怖い、恥ずかしい」、「診察そのものが不安」という気持ちが出てきて、受診を躊躇してしまうこともあるでしょう。
まずは受診していただけなければ婦人科疾患の予防や治療もできません。「どうしたら安心して婦人科を受診してもらえるか」について常に考え、コミュニケーションをとりながら、緊張を少しでも和らげられるよう診察することを心がけています。大事なのは信頼していただくことです。そのためにも、納得いただけるよう時間をかけて説明しますのでご安心ください。
また、当院では、女性医師もいますので、女性医師の診察を選んでいただくことも可能です。

「もっと早く来てもらえたら」という思い

婦人科受診のハードルを下げたい、という思いの原点は多くの手術症例を経験してきたことにあります。以前に勤務していたクリニックでは、毎日のようにたくさんの婦人科の手術を行いましたが、手術を受けられた患者様の中には「もっと早く来てもらえていたら…」という方がたくさんいたんです。なぜこんなになるまで我慢してしまったのかと感じたことも一度や二度ではありません。
重症化してからの手術では、手術時間が長くなったり、術中の出血量も多くなったりして、その結果、術後の患者様の負担も大きくなってしまうこともあります。多くの患者様に「手術」という形で関わってきたからこそ早期治療の有用性を知っていますし、そのためにも「受診しやすい婦人科」であるようにしていかなくてはと感じています。
また、手術以外での治療でも、早期から行えば、その分早くに快適な生活に戻ることもできます。まずは相談だけでもかまいませんから、ぜひ婦人科に足を運んでいただきたいです。

他科との連携をしながら患者様の負担を減らしたい

当院は様々な診療科があり、連携しやすいのも強みです。婦人科を受診された患者様が、婦人科的には問題がないけど内科での診察が必要となった時、すぐに対応することができます。骨粗鬆症の場合は整形外科と連携するなど、患者様の症状をそれぞれの専門的な視点で診ることが可能です。神戸百年記念病院の中だけで女性の総合的な診察ができるような体制を続けていきたいと思っています。
人生100年の時代の今、より充実して快適な生活を送れることが大切と思います。
婦人科医として少しでもそのお手伝いが出来ますよう引き続き尽力してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

医師プロフィール

西尾 元宏 (Motohiro Nishio)

婦人科

ドクターズ・インタビュー

専門・得意分野 婦人科
略歴 平成7年 兵庫医科大学 卒業
平成9年 宝塚市立病院 産婦人科
平成11年 惠生会病院 産婦人科
平成13年 兵庫医科大学篠山病院 産婦人科
平成14年 惠生会病院 産婦人科
平成17年 四谷メディカルキューブ ウィメンズセンター
令和5年 神戸百年記念病院
現在に至る
資格・免許 日本産科婦人科学会産婦人科専門医
日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医

所属学会など 日本産婦人科学会
日本産科・婦人科内視鏡学会
日本内視鏡外科学会

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