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〈眼科〉萩原正典 医師

ドクターズ・インタビュー〈眼科〉萩原正典 医師

より安全で分かりやすい医療を提供し地域のニーズに応えたい

加齢性疾患である白内障診療

白内障は基本的に「加齢性の疾患」であり、当地域での診療ニーズは比較的高いと思います。手術のタイミングは「患者様が見にくいと感じたとき」がいい時期と言われています。もちろん、日常生活でどれくらい困っているか、今現在の家庭環境など、患者様のライフスタイルを考慮してご提案しています。例えば、運転や仕事をしている方は、視力低下による支障が出てきますので、少し早めに手術をお勧めすることもあります。逆に、一人で外出することが少ない、家の中にいることが多い方は、少し様子を見ることも多くあります。白内障の手術は短時間で終了し、痛みがほとんどありません。現在では白内障の手術は日帰りでも可能ですが、短時間の手術とはいえ合併症のリスクはゼロではないので、合併症がみられた場合でも、よりスムーズに対応できる点から、当院では1泊または2泊の入院をして頂いています。

早期治療がポイントとなる糖尿病網膜症

その他には、緑内障、糖尿病網膜症の患者様もいらっしゃいます。当院は糖尿病で内科を受診されている方が多いので、内科と連携しながら診療を行っています。また、他の内科クリニックで糖尿病を診察されている先生から紹介を受けて、当院へ通院されることもあります。糖尿病と目の関係は、血管へのダメージです。糖尿病網膜症が末期になると治療が難しくなることが分かっています。基本的な治療方針としては「悪くなる前に進行を予防しましょう」ということです。
糖尿病も、自覚症状が出にくい病気であり、定期的な通院が大事です。見にくさがなくても、眼の中で異常が起きていることもあり、しっかり定期的に通院することの大事さを伝えています。

より安全で「患者様にやさしい医療」を目指して

私自身の眼科診療に対するポリシーは「分かりやすい説明をすること」です。例えば、白内障があると言われ、目の手術への不安を抱かれることもあるかと思います。病気に関して理解したうえで、ご自身が納得のいく治療を、安心して受けて頂くことが大事です。その為にも、懇切丁寧な説明を心がけています。

医師プロフィール

萩原 正典 (Masanori Hagihara)

眼科

ドクターズ・インタビュー

略歴 平成23年 藤田保健衛生大学医学部 卒業
平成23年 藤田保健衛生大学病院初期研修医

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